噛み合わせ・顎関節症

Tjd

顎関節症とは

顎がカクカクなる事は、ありませんか?口が開き難いと感じたことはありませんか?
物を食べるときに顎に痛みを感じることはありませんか?
そんな方は、顎関節症を疑ってみてください。顎関節症とは、下顎の関節の運動に何らかの異常がある病気です。顎関節症は、歯科で治療できる疾患です。近年一段と治療の内容は進歩しております。

顎関節症の症状

  • 顎の周辺に疲労感がある、慢性的な痛みがある
  • 朝起きたときや、日常的に口が開けにくい
  • 口を開けるときに音がしたり、痛みがあったりする
  • 顎の関節がひどく痛んだり、動かすとカクカクと音がする
  • 顎がよく外れそうになる
  • 耳が痛い、頭が痛い

顎関節症は、常に痛むことが少なく、自覚しにくいのが特徴です。
また、顎関節症の全体の患者数のうち、約80%が女性だと言われています。
特に思春期以降、その中でも20~30代で悩まれる方が多いです。

顎関節症の原因

顎関節症の主な原因は噛み合わせの不具合による事がほとんどです。これは生まれつき噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや食いしばりによって歯が磨り減ってしまった虫歯や、虫歯治療の際に高さの合わない金属やプラスチックの詰め物を入れてしまったことが原因になります。噛み合わせが合わなくなると、前後左右の噛む力が不均等になり、筋肉のバランスが崩れ顎が移動しズレが生じます。そして顎関節に過剰な負担がかかり、顎関節症の原因になります。

顎関節症の歯科治療

噛み合わせ治療

歯の形や高低を修正することで噛み合わせの調整をし物理的に治療します。また、高さの合わないクラウン(被せ物)の治療や、磨り減ってしまった歯の治療、虫歯の治療を行い、噛み合わせを正します。噛み合わせを治療することにより顎関節にかかる負担を無くし、顎関節症を治療します。

Meritメリット

  • 顎の痛みが軽減する
  • 肩こりや腰痛が減る
  • 発声や発音が改善する

Demeritデメリット

  • 歯を削るため元に戻らなくなる

スプリント治療

スプリントというマウスピースのようなものを装着して噛み合わせ治療します。気がつくと「歯ぎしり」「食いしばり」などをして、顎に負荷が掛かってる場合、スプリントを装着することで筋肉の緊張を緩和させます。筋肉をリラックスさせる顎の位置(安静位)で負担を軽減し顎関節症を徐々に治療します。

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